みさとと体験記

この世にある全てのことをやりたい

ひぐらしのなく頃に 10時間鑑賞した

こんにちは。みさととです。

 


今日もなんだか休む気持ちだったので、学校を休み、その間で現在YouTubeで公開中の「ひぐらしのなく頃に」を10時間ほどかけて全話視聴し終えました。

 

 

 

本当に余韻でいっぱいなので、今のうちに感想を書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、最初に感想から。

 

 

 

ほんっっっとに面白かった!

狂気の描き方も、パラレル進行も、伏線回収もサイコーでした。

ベストアニメランキング堂々の2位です!!!(私が進撃信者なのは変わらない)

キャラの個性もバランスが取れていて美しかったし、そしてなんと言っても展開構成が最強でした!!!

 

 

 

ちゃんとゾクゾクしたし、感動で涙を流したし、謎が多すぎて整理出来ない段階もあって、私の脳みそも大満足でした。

 

 

 

 

 

 

⚠️これ以降はネタバレを含みます。⚠️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


では今回は珍しく目次を作ります。

このアニメの好きなポイント3つと

考察を見た感想、

そして総評

を書いていきたいと思います。

 

 

 

 


このエピソードは、繰り返す6月の中で雛見沢村を惨劇から救う物語です(大ネタバレ)

かなり凄惨な描写も多く、グロ耐性が低い方は、だとしてもそのグロ描写を飛ばしてでも見るのをおすすめします。

 


オヤシロ様のたたりは本当なのか、裏で手を引いているのは誰か、どうして村人が豹変するのか

多くの謎が渦巻き、まるでミステリー小説のように物語は進行していきます。

 

 

 

 

 

 

1-好きなところ1

 


「謎が未解明なまま終わること」

 


最終的に人が豹変する原因は寄生虫だったことが発覚するのですが、実はこのアニメ、最終回を迎えても何がどのような原因で起こったのか。またその後この村の人達がどうなるのかは全く明かされていないんです。

細菌テロが今後起こるのか否かとか、どうやって寄生虫を払拭するかなど、ミステリーものならば全回収されるであろうものを未解明なまま終わらせているんですよね。

 


そしてその分、ミステリーものでは味わえない、友情ハッピーエンドで終わります。

 


このアニメのストーリーの胸糞さや衝撃度合いを考えると、鬱エンドも十分にあるかと思っていましたが、素晴らしく清らかなエンドで大感動しました߹ ߹

 

 

 

何故謎が未解明なままなのか。自論ですがおそらく、大切なのは事実ではなく、友情や愛なのだと。むしろ他人と協力すれば世界がどうであろうと問題ないというような強いメッセージの現れだと思います。

 

 

 

たしかに一般の推理小説には「心」が足りていないイメージがあったので、ひとつの友情アニメとして完璧なエンドだったと思います。

 

 

 

 

 

 

1 -好きなところ2

 


「パラレル進行が美しすぎること」

 

 

 

パラレル進行とは、それぞれの人の立場から同じ時を2度3度繰り返すことだと私が勝手に名付けたもので、

進撃の巨人

君の名は(細かく入れ替わるパターン)

とかにもその描写があったかと思います。

 


これが行われると、基本的にはこれまでの謎が一気に解明されるため、大量の脳内物質で最高に気持ちよくなります(個人の感想です)

 

 

 

そしてひぐらしのなく頃にでのパラレル進行が秀でて面白かったポイントは

・パラレル進行によって鬱エンドに変わること

・物語のスタンスから考えれば不必要なのに完璧な伏線回収をしていること

です

 

 

 

視聴を進めるうちに、だんだんと胸糞悪くなるあの感覚はとても新鮮で、2度経験したいものでは無いですがとても面白かったです。

パラレル進行を交互に見返しても完璧な回収で、しかもその発言さえ全く違う意味に変わっていたという、完全に鳥肌ものでした。

 

 

 

しかも途中まで、その回収がとても意味のあるものだと思ってみているのに、

「結局はそんな複雑なことなんて関係ねぇよ!!」

という角度から裏切ってくれるので尚面白いです。

 

 

 

 

 

 

 


1-好きなところ3

 


「狂気と恐怖とギャップの演出が上手すぎる」

 


明らかに何かが起こる不穏な感じと、明らかに何も起こらない状況のとても素早く切り替わるので、見ている側も安心していられません。

 


そしていざ狂気パートが始まると、フルエンジンで一気に襲いかかってきます。

絵柄と言いボイスといい、最後の方こそはかっこよさも見いだせたりしましたが、序盤はほんとに恐怖でした。

 


そして唐突にそのパートが終わり日常に戻る様子はそのギャップがさらに恐怖をかきたてます。

 

 

 

残酷描写は事実えぐく、時より目を背けたくなるレベルですが、狂気パートに内包されるそれは、けたたましい笑い声によって霞んでしまいます。

 


それほどにクオリティが高かったです。

 

 

 

 

 

 

長くなってしまったので一旦終わりにします。

 


考察を見てなにか書きたくなったらまた書きます。

 

 

 

 

 

 

結局のところ

 

 

 

ホラー  サスペンス  ミステリー 青春 友情

 


これら全てをバランスよく組み合わせた美しい作品でした。

最高!!!

 

 

 

みさとと